年齢 | 35歳 |
子供 | 小学6年生と4年生 |
働いた期間 | 半年 |
これはこのサイトの運営者であるわたしの体験談です!
全国展開している、有名なレンタルチェーン店のオープニングスタッフに採用されました。
オープニングだけあって、採用人数はざっと20人ほど。
半分が20代~の主婦(パート採用)、あとは学生バイトという構成でした。
パートは主に、開店前の準備(清掃など)・レジ・店内管理(陳列・整理)などを担当します。
朝9時半に出勤、午後2時から5時(その日によって違います)の間に退勤するシフト。
レンタルビデオ店で働くメリット
映画やドラマが大好きだったので、仕事は楽しかったです。
新作映画はいち早くチェックできますし、話題作や名作にも強くなりました。
それまで縁のなかった韓国ドラマににハマったのも、スタッフのおすすめがきっかけ。
音楽CDやマンガのレンタルもあり、気軽に新しいジャンルを試すことができました。
従業員は格安でそれらのサービスを利用できます。
今では当たり前の価格になってしまいましたが、旧作映画が100円で借りられたのは当時は嬉しかったです。
そんな感じで、インドア派のわたしにはわくわくする職場でした。
苦手だったことあれこれ
自分的になかなか難しかったが「買い取りサービス」。
ご存じのとおり、いらなくなったゲームや本、CDなどを買い取るのですが、この手続きが以外と複雑で。
個人情報の取り扱いから買い取り品の値段しらべ、書類発行、接客の段取りなど、慣れるまでかなり苦労しましたね。
若い方はすんなり覚えられるのでしょうが。^^;
あと、○○という映画はいつ入荷するの?とか、○○という俳優さんが出てるドラマを全部教えて!など、問い合わせも多く、専用パソコンの操作も特訓必須です。
これもなかなか覚えるまでに時間がかかりました!
ゲームのソフト・ハードも扱っていましたので、インプットしないといけない情報が山盛りです。
総合的に、なかなかオールマイティーな知識を求められます。
この辺りに強い方はかなり重宝される人材になれるでしょうね。
きびしい従業員マニュアル
意外な事に、社風がかなり体育会系でした。
出勤後すぐ、社訓や5大あいさつを軍隊並みにとなえさせられます。
上司が合格をくれなければ、何度でもやり直し。
営業中でも店内に響かんばかりに声を張り上げる日々。
けっこうつらかったですね。^^;
お辞儀の角度や表情の作り方など、接客マニュアルもかなり厳しく、テストは並大抵では合格できませんでした。
正直、ここまで必要?と思ったのは確かです。
ラーメン屋じゃないんだから・・・・なんて。
退社の理由
そのうち、シフトの組み方が学生バイト優先になり、パートの出勤時間が2時間や3時間に減らされるという不遇な措置があたりまえに。
希望の出勤時間や日にちが勝手にカットされ、毎月2~3万円以下の収入になっていくパートさんたち。
もちろんわたしもです。
これでは働く意味がないと、やめて行くパートさんが何人も出ました。
出勤体制に自由が利かない主婦より、オールマイティに使える学生バイトを大事にしたかったんでしょうね。
あきらかに人減らしをしたいという意図が見えました。
忙しいオープニングだけたくさん雇って、あとは切り捨てるという会社運営の仕方がどうしても納得いかなくて、わたしも退社を決意。
まとめの感想
正直、会社の体制は好きではありませんでした。
もちろんレンタル店のすべてがこういう社風ではないと思います。
映画や漫画などの、興味のある分野にたずさわれたという意味ではとても楽しい職場でした。
コメントを残す