過去の職場経験はスキルとなる
企業はとしては、なるべく即戦力になる人材が欲しいもの。
あなたが希望している職場が、過去に働いたことがある業界なら、それを積極的にアピールしましょう。
絶好の自己PRにつながります。
婦人服売り場の経験者なら、
- どの分野の服をどんなお客さまに売っていたか
- 独自の接客スタイル、セールストークをもっているかどうか
- どれぐらいの成績を出せたか
- お客様からの評判はどうだったか
- 商品知識はどの程度あるのか
履歴書を見れば分かることなので、恐らく面接官のほうから質問をしてくるはずです。
未経験者と差を付けるチャンスです。
ですがゴリ押しは厳禁。
その店にはその店の営業方針や社風をいうものがありますので、あまり自己主張が強すぎる・個性的すぎると新しいやり方や環境を受け入れられるの?と思われかねません。
あくまでも、「お客様が満足されるよう心がけていました」と、接客の核について表現できるといいですね。
飲食業界も同様ですね。
ウエイトレスにしても、実力のある人は接客からホールの適切な仕切りまでテキパキとこなし、結果、居心地のいい店として客がリピートしてくれるのです。
お客がおいしく食事できるよう気を付けるべきところはどこなのか、自分なりの心得を発表してみましょう。
また、店の改善に対してアイデアを考えることが好きなど、売りげに貢献する姿勢も見せるといいですね。
販売・サービス業のゴールは「お客様の満足」です。
そこを本質で理解しているのは、直接客とかかわってきた人の強みです。
このスキルこそ、本当に価値のあるものだとわたしは思います。
このポイントを上手にアピールできれば、面接官の心をつかむことができるでしょう。
もし次の職場がまったく別の業種だったら?
接点を探してみましょう。
難しく考えず、連想ゲームの感覚で繋がる部分を見つけ出すのです。
もし以前に保育士をしていて、面接を受けに来たのがコールセンターのオペレーターだった場合。
●「人の話を聞く力、分かりやすく伝える力、忍耐づよく対応する力を、以前の職場で学び、身につけました」
●「保護者の方と接する機会もおおく、基本的な敬語やマナーなどには自信があります」
●「問題やトラブルが起こっても、決してあわてず、まごころをこめて対処することでたいていの事は乗り切れると実感しています」
過去の経験があったことで、新たにチャレンジする仕事が、より柔軟に、適切に対応できるということを伝えられるといいですね。
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