パートやアルバイトの面接は、正社員の面接とくらべ、堅苦しさや緊張感がゆるいところが多いです。
ですが、若い就活生よりも、大人の常識やスマートさを試されることもしばしば。
ここでは、一般的な面接時の行動のおさらいをしておきましょう。
面接当日のマナー
- 面接控室(待合室)への到着は基本15分前
- やむ負えず遅刻しそうなときは必ず連絡を入れる事
- 身だしなみのチェックは必ずする
- トイレは早めに行っておく
- 面接会場での喫煙はNG
遅刻をさけるため、事前に必ず面接会場の場所の確認をしておきます。
もし遅刻してしまいそうなら、少しでも早く連絡を入れましょう。たとえ1分の遅刻でも、連絡があるのとないのでは印象がまったく違います。
トイレで身だしなみのチェックをしたり、ストッキングをはきかえたりする場合は、少し早めに着くようにしましょう(早すぎは逆にマナー違反)。
関係者の目に触れる可能性のある場所での喫煙はガマンしましょう。
控室(順番待ち)でのマナー
- 静かに座って待つ
- 音楽は聞かない
- 携帯・スマホは面接が終わるまでマナーモードに(バイブにしない)
- 電話を使用しない
- 上着は脱いでおく
社員の人や、他にも面接を待っている人がいたら、軽く挨拶をしましょう。
他の面接待ちの人との会話は小声で、談笑しすぎないように気を付けて。
スマホは時々チェックするぐらいはいいですが、ゲームなどに没頭するのはNGです。
緊急時以外は通話は避けましょう。
面接時はかならずマナーモードに。
順番待ちから面接は始まっていると意識しましょう。
実際、待ち時間や控え室の様子をチェックしている場合が多いです。
入室時のマナー
- 呼ばれたら元気に返事
- ノックは2~3回
- 入室したら静かに扉を閉め、一礼「失礼します」
- 椅子の横に立ち、「お願いいたします(します)」
- 「おかけください」と促されてから座る
- 背筋を伸ばし、椅子の真ん中あたりで腰かける
おじぎは2/3ぐらいの深さです。
うなされる前に椅子に座るのは絶対NGです。これ、緊張してうっかりしやすいので気をつけてくださいね!
退室時のマナー
- 面接の終了を伝えられたら、「ありがとうございました」と言って立つ
- 一礼
- 会場を出る際「失礼します」と一礼
最後のお辞儀はやや深めで丁寧に。
ホッとしてパタパタといそぎ気味に退出していく人が多いので、余裕と優雅さで差を付けましょう!
これは個人的な意見なのかもしれませんが、最後の「ありがとうございました」「よろしくお願いします」で自然な笑顔を見せてくれる人はとても好印象です。
まとめ
基本的なことばかりですが、面接当日は緊張で思いもよらない失敗をすることがあります。
面接する側もそれらを踏まえてはいますが、トータルでみて基本のマナーがあまりできていない人は心配になりますね。
むずかしいことではないので、落ち着いて、大人の振る舞いを心がけましょう。