笑顔とリアクションは大きな影響力を発揮します
面接において大事なのは
- 服装
- 言葉づかい
だとご説明しましたが、並んで大事な事は
表情です。
友人でも家族でも、人とコミュニケーションをとる時、おどおどしたり、ブスっとしたり、反応が薄かったりする人とは会話がはずみませんよね。
自然な笑顔がこぼれる人は、信頼感と親密性を瞬時に作り出すことができます。
面接においても同じことです。
面接においては、満面の笑顔をつくる必要はありませんが、なにげない会話の際に笑顔を見せてくれる人のほうが高感度が高いです。当たり前のように聞こえるかも知れませんが、最初から最後まで、まったく表情が変わらない人っているんですよ。
緊張で表情が凝り固まっていたり、「笑う」ということが不適切と思っている人は多いです。緊張は仕方ありませんが、尋問しているわけではないので、面接で笑顔を見せていけないことはありませんよ!
特に接客業の場合、お客様視点での高感度が高いかどうかもチェックされます。
接客業・サービス業では、お客様が抵抗なく店員に声をかけられる店作りを目標としています。ユニクロなんかがいい例で、客が声をかけると大抵の店員が、気持ちのいい自然な笑顔とハキハキした声で対応してくれます。接客マニュアルが徹底しているなと感じます。
意識すると、どうしてもぎこちない笑顔しかできない人もいますので無理はいいませんが、せめて眉間にしわを寄せることはやめましょう。(無意識でやってしまう人も多いです)
自然な笑顔とハキハキとした受け答えは、重要な採否基準です。
あと、話を聞いている時には、「聞いてます、考えてますアピール」をしましょう。
うなずく、返事をする、表情を変えるなど、ややオーバーリアクションでも、無反応よりはぜんぜんいいです。
真剣に面接に取り組んでいるなと受け取ってもらえます。
品のある所作を身につけましょう
- 足を組まない
- ひざを閉じて座る
- 大股で歩かない
- 腕を組まない
- 手はももの上に
- 人の目を見て話す・聞く
最低限、これだけは意識しましょう。
ガサツな印象をあたえてはいけません。
面接で好感度を高める表情と所作 まとめ
パートの採否の決め手は、マンパワー+人柄+すぐ辞めないの3ポイントだとわたしは思っています。
自分のスキルや経験値はある程度履歴書などで伝えることができますが、「人柄」はそうはいきません。
短い時間で自分をアピールしなければいけない面接。
その短い時間で、自分の魅力をアピールするには、自然な笑顔が一番効果的です。この人が職場にいたら楽しそうだな、癒やされそうだな、話しかけやすそうだな、と思わせることができればこっちのもの。
なんだか、お見合いのコツみたいな答えですね。笑
でもこれが人と人を結びつける本質なのではないでしょうか。求人も同じで、魅力的な人柄であれば、多少スキルが足りなくても一緒に働きたいなと思うのが人間です。
とはいいつつ、やはり緊張してしまうのが面接。普段ステキな笑顔の持ち主でも、ぎこちない表情しか見せられないのはもったいないですね。
緊張してしまうのは、自分に自信がないせい。
自分に自信を持って面接に望むことができれば、自然とイキイキとした表情と笑顔が生まれるはずです。
まずは心を落ち着かせ、自分の魅力を信じて面接官と向き合ってくださいね。