専業主婦が長かった人が久しぶりに社会にでるときは、誰でも不安になります。
このサイトを見てくださる方の平均年齢は30代~40代が中心なので、リアルなことを言うと、
物覚えが悪いというか物忘れが激しくなった、というほうが近いのかもしれませんね。
そんなあなたに、少しでも不安を減らす方法をまとめてみましたので、参考にしてもらえればと思います。
目次
「若くないし、物覚えに自信がない…」
確かに学生や20代の頃に比べ、30代を過ぎてくると自分の記憶力に自信をなくす人が多いようです。
しょっちゅう、
■「あ、アレ買いに行ったはずなのに、違うもの買って帰ってきちゃった」
■「えーっと、お昼なにを食べたんだっけ…」
なんて話を笑い話にしている自分が、いざ仕事に入っていって、ちゃんとできるのかしら…?
そんな不安が原因で、一歩踏み出せないという気持ちはとても良く分かります。
管理人
その記憶力の低下は、ただ単に子育てや日々の忙しさのせいかもしれません。
人間の脳は、重要度の低い記憶はあえてどんどん薄れさせるといいます。
仕事となれば話は別ですよね。
新人のうちは、確かに覚えなくちゃいけないことが多いです。でもそれは、元専業主婦もバリバリ現役学生も同じこと。
ぶっちゃけたことを言うと、同じことを教えても、確かに若い人のほうが飲み込みが早いです。
特にPC系の作業に関しては、もとの知識量や経験が豊富なぶん、有利なのは事実です。
ですがそれは一過性のもので、主婦であろうが、やっていくうちにほとんどの人が使いこなせるようになります。
PC操作以外の作業にしても同様です。
採用側としては、一応あなたの事情を見越したうえで採用をしているので、基本的に同じ世代のパートさんができるであろう仕事しか与えません。
それに、学生でもできない人はできないし、はじめは不安を持っている点では同じなんですよ。
ではなにが違うかというと、それは「勢い」です。
何かを始めるには勢いが大事!
学生は当たり前のようにバイトをします。
「バイトでお小遣いを稼ぎたい、だから不安でも何でもとにかくやってみる。ダメならほかを当たればいい」
管理人
あなたも昔はそうではありませんでしたか?
ちょっとだけ思い出してもらえれば、と思います。
実際、主婦の方たちより全然使えない(言葉が悪くてすみません^^;)若い子はたくさんいるんですよ。
主婦でも学生でも、できない人はできないなりに工夫したり、周囲の助けをかりて、だんだんそれなりになっていきます。
あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。
管理人
ただ、例外もあります。
なんでもかんでも押し付ける会社。そんな会社は早々に見切りをつけてしまいましょう。
そしてもし、何年たってもできない作業であれば、それはあなたにはまったく向いていないか、パートには荷が重すぎる専門的な仕事なので、あきらめて他の職を探すことをおすすめします。
不安を解消するには?
とにかく記録・記憶・探る
- メモをとる
- 何度も復習する
- 理解できるまで教えてもらう
わたしの経験上、しっかりしていて記憶力の良さそうな人ほどみっちりメモを取っています。
想像をふくらませて、「じゃあ〇〇だった場合はどう対処すればいいのか」という、さまざまなシチュエーションに対する疑問も探っておき、メモに残しておくと安心です。
管理人
何か特別な作業工程を覚える時のポイントは、メモを取ることに加えて、「覚えたことを誰かに説明してみる」という作業です。
仲間や家族、もしくはひとりでもいいので、講師になったつもりで解説してみましょう。記憶がより定着します。
教えてくれる人に感謝する
また、指導してくれる人には常に感謝の気持ちを表しましょう。
教える立場の人からしても、まじめに取り組み、感謝してくれる人のことを応援したくなるものです。実際に困った状況に直面したとき、さっと手を貸したくなります。
ここをきっちり押さえておくと、不安がかなり解消されるはずです。頼りになる人がひとりでも職場にいてくれることは、大きな自信につながります。
管理人
ですが、何でもかんでも考えず聞いてしまわないように気をつけてください。メモを見返し、記憶の引き出しを探り、しっかり考えて、それでも疑問が残る場合に助けを求めましょう。
迷惑にならないように、タイミングにも気を配ってください。
十分な休息とリフレッシュは必要
休息とリフレッシュは、仕事へのモチベーションを高めるのに必要不可欠です。
ご主人、または友人とリラックスしながら仕事の話をすることで、大変なのは自分だけではないということを実感したり、良いアドバイスをもらえることもあります。
管理人
体を休め、睡眠時間をしっかり取ることは必須です。
覚えたことは眠っている間に脳に刻み込まれるので、仕事初めはとくに質のいい睡眠を取りたいですね。
職場でのコミュニケーションを円滑に
社内でのコミュニケーションを円滑にしておくことはいうまでもありません。
年齢の上下、立場の違いに関係なく、誰にでも謙虚に朗らかに接することを心がけてください。
困ったときに手を差し伸べてもらえるような新人になりましょう。
「習うより慣れろ」
後はとにかく慣れてしまうことです。
管理人
運転や料理など、考えずとも体が勝手に動きますよね。どんな仕事も同じで、何度も繰り返すことで体に染みこんでいきます。
苦手なことをいつまでも避けていると、いつまでたっても習得することはできません。周囲に助けてくれそうな人がいる時は、すすんで苦手な作業に取り組むように心がけましょう。
短期のパート・バイトで慣らしておく
いきなり長期の仕事を始めるのが心配なら、短期や単発のパート・アルバイトに挑戦してはいかがでしょう。
難しい仕事は少なく、初心者や未経験者でもOKのものが多いので、感覚と体を慣らしておくにはちょうど良いです。
それでも、どうしてもダメだ…という時は?
ほかの職場を探せばいいんです。
管理人
まとめると、、、
- メモを取る
- 覚えたことを復習する
- 思いつく限りのさまざまなシチュエーションに対しての対策法を聞いておく
- 休息とリフレッシュを心がける
- 職場の人間関係を円滑に
- とにかく慣れる!
- 短期の仕事をしてみる
- ダメだったら他の仕事を探せばいい
きっと、はじめてみたら実感すると思うのですが、普段の生活上の記憶力と、仕事上での記憶力は格段に違います。
何年ブランクがあろうと、仕事となれば普段の「うっかり」は激減するはずです。自分の実感でもあり、友人たちも口をそろえてそう言います。
管理人
もしあなたが、「物覚えが悪くなったので仕事できるのか不安」という理由で働くことを諦めているのであれば、少しでも勇気を持っていただけたら嬉しいです^^
番外編 開き直りに注意!
ある程度仕事に慣れたとたん、不安を開き直りに変える強者がいます(笑)。
「最近、物忘れが激しくって~」としょっちゅう口にしている人ほど、覚える努力を怠っているように思います。
同じミスを何度もしては、「またやっちゃった。笑」とあまり反省していないご様子。間違いを丁寧に説明しても、「あーハイハイ」という感じで「ありがとう」もない人…。
管理人
やはりそういう人は仕事上の信頼をなくしますし、給与アップもありません。それはそれで気楽に長く続ける秘訣かもしれませんが、いつか大きなトラブルを招くのでは?とハラハラしますよね。^^;
新人でもベテランでも、プロ意識が高ければ何度も同じミスはしないはずです。
こういう人は物覚えが悪いというレベルの話ではなく、志の低さが問題です。あげく同僚や上司に迷惑をかけてしまうことも増えます。
失敗しても開き直るのではなく、謙虚に間違いを受け止めてほしいですよね。
お給料をいただく以上は、常に向上心を忘れないで働くことがあたり前じゃないかな、とわたしは思っています。