「専業主婦からパートになるって、体力的にどうですか?」
先回のこちら↓の記事の続きになります。
[blogcard url=”https://xn--u9j1j0a3ns35l9ip.com/part_hisasiburi/” ]「物覚えの悪さ」の次に不安に感じることといえば「体力の問題」
これは残念ながら、年齢による差が大きく出てしまうところです。
正直にいいます。
アラフォー世代でしばらくぶりに仕事を始めた人は、やはりはじめはツライです。
女性は40歳あたりに急激に身体的な衰えを感じ始めます。
もちろん普段から食事に気を使い、運動などで体を鍛えている人は別ですが・・・
実は自分も、しっかりそのパターンに当てはまっていました。
接客のパートを始めたのは39歳。
当初は新装オープンで目が回るほど忙しく、仕事をはじめて3ヶ月は足腰にけっこうな負担がきていました。
特に腰への痛みと、ふくらはぎのつるような違和感をうったえる人は、わたし以外にも多かったです。
立ち仕事の第一関門ともいえますね。
家に帰るとしばらく横たわって「しかばね」となっていました…(笑
新人なので覚えることも多く、常に気が張っていたので、精神の方とダブルで疲弊していました。
(仕事自体は嫌ではなく、張り切ってやっていましたが)
オフィスワークの場合は座りっぱなしによる腰の痛みが顕著なようです。
それでも体は慣れてくる
3ヶ月も過ぎると、少しずつ体も慣れていき、半年も経てば平気になっていました。
同じ時期に入社した仲間たちも同様です。
色々な人に聞いたところ、3ヶ月~半年もあれば、体力もそれなりにつき、身体的な痛みや負担も改善されたという意見が目立ちます。
なお、どこにも痛みが出ず「ぜんぜん余裕」というツワモノもいますので、個人差があるということを覚えておいてくださいね。
とにかく体が慣れてしまうまでの辛抱です。
仕事に慣れていけば、ムダな動きも減り、精神的にも余裕がでてきます。
仕事に必要な筋肉も育ち、コリのほぐし方のコツも徐々に掴んでくるでしょう。
それがおそらく、3ヶ月~半年なのです。
逆に、いつまでたってもしんどいのであれば、早めに見切りを付けてしまうのも選択肢のひとつです。無理を続けるのは、あなたにとっても会社にとってもメリットがありません。
もちろんこれは、一般的な接客や事務職のことであって、毎日のように重い荷物を運んだり、一日中屋外で作業しなければいけないなどといったハードな仕事の場合は別です。
また、腰痛やヘルニアや関節痛といった持病をお持ちの方だと、立ち仕事で悪化してしまうことが多々あるので、始める際には必ず医師に相談するようにしてくださいね。
(実はわたしはヘルニア持ちなのですが、座りっぱなしより立ち仕事のほうがいいですよと言われました)
久しぶりのパート 体が慣れるまでの対処法
慣れないうちの身体的な痛みや疲労は、工夫することである程度、軽減されます。
みんながやっていた対処法をご紹介します。(主に立ち仕事に有効)
- とにかくぐっすり眠る
- ふくらはぎのマッサージ(機械or手)
- 湯船にゆっくりつかる(そしてマッサージ)
- シップを貼る
- ぶら下がり健康器で体を伸ばす
- ストレッチやヨガなどの軽い運動
- 着圧ソックスの着用
- 「立ち仕事用」のインソールを使用
むずかしいことは何ひとつないのですが、やるとやらないではずいぶん違います。
オフィスワークの場合は、時々立ち上がり軽く伸びをしたり腰を回したりしましょう。
体力に自信がない人におすすめのパートとは?
同世代の女性が多い職場を選択しましょう。
あなたが特別に虚弱体質だったり持病持ちじゃないかぎり、主婦の多い職場ならそんなにハードではないはずです。
できれば座ってできる軽作業や、オフィスワークの短時間勤務がいいでしょう。
イベント等の短期パートは、体力的にキツイことがあるのでおすすめできません。
勤務地はなるべく近所で、短時間や週2日ぐらいのシフトから探してみるといいかもしれません。