50代のパート 中高年の主婦に人気の仕事

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50代といえば、元気でアグレッシブな人も多い年代です。
実際わたしがいた職場では、30・40代よりも、50・60代の人達のほうが、趣味に仕事にずっとパワフルでした!

子どもが成長し教育費などがかからないとはいえ、安定した生活のため、老後のため、少しでも稼いでおきたい。(調査では、豊かな老後を送るには3000万円貯蓄しておく必要があるそうです)
また、自由な時間を有意義なものにしたいという考えの方も多いようです。

50代のパートの採用について

 

実際50代でパートに出ている人はたくさんいます。
ですが多くの場合、40代から(もしくはその前から)同じところで働いている人たちです。
50代での職場採用は、40代に比べるとどうしても厳しくなってしまうのが現状。

じゃあどうしたらいいの?

ポイントは、求人の探し方です。
やみくもに求人誌や求人サイトを探しても、ピンとくるものは少ないと思います。
ですが実際は、「中高年歓迎」という求人はたくさんあるんですよ。

下記は「シフトワークス」という大手の求人サイトの特集ページです。

<シフトワークス>中高年歓迎の求人情報はこちら

中高年OKのアルバイト情報

リンク先を分析すると、地方では工業系の軽作業や、リゾート関係のお仕事が多く、事務や内勤の仕事は都市部に集中しています。
また飲食業での募集は、幅広い地域で掲載されています。

求人サイト以外で探すには、コンビニ等で手に入る求人誌、新聞の求人広告、ハローワークなどがあります。
店内で求人募集のチラシを張るところもありますので、気になるお店はチェックしておくといいかもしれません。
また、友人知人に職探しをしていることをアピールしておくと声がかかるなんてことも。
つねにアンテナを広く張っておきましょう。

ではここで、中高年の主婦の方に人気の仕事をいくつか紹介いたします。
同世代が活躍されている職場が狙い目ですよ。

中高年の主婦に人気のパート・アルバイト

軽作業

工場や倉庫内での、あまり体力を消耗しない作業です。
ピッキング、梱包、検品、仕分けなどの作業が中心。
仕事内容は比較的易しく単純作業が多いので、早く慣れてしまうのがポイントです。
「軽」とついてはいても、内容により立ちっぱなしになることもありますので、必ずしも「楽」ばかりではないということを覚えておきましょう。
工場の仕事は、比較的お休みを取りやすい・土日はお休みのところが多いのがメリットです。

コールセンター(テレオペ・テレアポ)

人と会話をすることが好きな人、苦にならない人におすすめです。
声でのお仕事なので、年齢を気にせず活躍できるのが人気のポイント。
研修やマニュアルもしっかり用意されています。
はじめはもちろん緊張や不安が大きいでしょうが、対面の接客に比べ、慣れるまでに時間がかからないといわれていますね。
内容は、電話を受けるテレオペ(注文の受付・問い合わせ)と電話をかけるテレアポ(アンケート調査・商品やサービスの案内)の2種類があります。

スーパー

品出し、レジ業務、発注業務など、多くのスーパーは、パートさんを中心に売場づくりをしています。
30代~60代と年齢層も幅広く、定年まで勤められる方もたくさんいらっしゃいますよ。
良い面は、従業員割引をうけられること(すべての店がそうではありません)、同世代の主婦仲間が増えることなど。
大変な面は、バックヤード(店舗の裏側)は空調が効いてないことが多いので夏冬がつらいこと、立ちっぱなしで足腰を痛めること、人間関係を平穏に保つこと、などがあげられます。
子育て世代の人が出勤できない土日や夕方などのシフトに入ることができるのが強みになるでしょう。

飲食店

・調理補助

食堂やレストランなどは、年齢不問で求人募集をすることが多く、ベテラン主婦にはうってつけ。
長年において培った、料理の腕を生かすことができます。
はじめは皿洗や盛り付けなどからのスタートかもしれませんが、主婦ならすぐに慣れることが強みですね。
また大手飲食チェーン店では、温めるだけ、盛りつけるだけのメニューも多く、料理に自信のない人でもOKだったりしますよ。
ランチタイムのみの募集も多いので、短時間勤務を希望している人にもおすすめです。

・ホール担当・接客

お客さんを席に案内したり、料理を運ぶなど、接客が中心になります。
中高年の主婦向けなのは、ズバリ「和食」のお店です。
「和」をメインにした飲食店では、落ち着いた女性の接客が好まれます。
実際に食事にいくと、50代以上と思われる女性を目にすることが多いですよね。
夜や休祭日の出勤が可能な人は採用されやすいでしょう。

清掃業

中高年の主婦が多く活躍しているのが清掃業です。
職場はスーパーやデパート、オフィスなど。
最近は若い人の参入も増え、ひと昔の「人に見られると恥ずかしい」というイメージも払拭されつつあります。

介護業界

50代といえば、親御さんの介護にたずさわっている方もみえるかもしれません。
そんな方におすすめなのが介護のお仕事です。
善処してもらえたり、優先的にサービスを受けやすいというメリットもあるそうですよ。
資格なし、未経験歓迎の求人もたくさんあります。
スキルアップを目指すなら、働きながら資格を取るのがおすすめ。もちろん気合が必要ですが、やりがいのある一生の仕事になるはずです。
知り合いで、自分と同じぐらいの年齢の方を担当している、ベテラン介護師さんを知っていますが、「体さえ丈夫ならいつまでもできる仕事だし、誰かの役に立つことが何よりの喜び」とおっしゃっていました。敬服です。

保険業界

人生経験豊富な50代の方のお話は説得力を与えられるはずです。
わたしも今まで、50代~60代の頼もしいプランナーさんたちとお会いしてきました。
保険以外のことでも相談させてもらったりと、感謝していることも多いです。
未経験ですと初めは大変かも知れませんが、教育制度が充実していますし、同じような境遇の人も多いので安心の環境が整っているといえます。
プランナーさんどうしの結束がかたく、アグレッシブな人が多いので、仕事以外でも楽しみを共有したり、力を貸してもらえる機会が多いそうです。

ハウスキーパー・家事代行業

むかしは「家政婦」さんと一般的に呼ばれていましたね。
仕事内容は主に、室内・庭の掃除、料理、ベビーシッター、洗濯など、家事にまつわるすべてが含まれます。
同時に介護も請け負う業者もありますが、その場合かならず資格保持者が担当します。
きれい好きなのはもちろん、個人宅へ出向くことが多いので、信頼できる人材を必要としています。

ヤクルトレディ

アクティブな50代の方が多く活躍されているヤクルトレディさん。
ノルマはなく、割り当てられたエリアを担当します。
売上げが手取りに反映されるので、新規顧客をつくったり、販売数を増やすなど努力次第で収入を増やすことができます。
社外社内にかぎらず、コミュニケーション能力が高い人が有利ですね。
バイクのイメージが強いですが、自転車や手押し車でもいいそうです。

ダスキン・生協・夕食宅配

業種でいえば、ヤクルトレディとほぼ同じです。
おもに、契約している個人宅や会社に、商品を届けたり料金を回収したりします。
みなさんも一度はお世話になったことがあるんじゃないでしょうか?
新規獲得の営業を兼ねることもあります。

50代のパートまとめ 面接時の注意点など

スーパー勤務、軽作業などは、40代50代の主婦の方がメインとなって活躍している職場も多いです。
ただ、立ち仕事は足腰がつらくなるので、日々のケアを心がけてくださいね。

わたしも使用していましたが、靴の中敷きでかなり足腰の負担を軽くすることができますよ。良かったらこちらを参考にしてください。
負担を軽減する靴の中敷き 

面接について

育児を終えている方がほとんどなので、急な休み希望を取ることが少なく、その点では若い人よりも有利です。
残業や休日出勤も協力できることをアピールすれば、ぐっと採用に近づくでしょう。

気を付けてほしいのは「体の不調」と「介護問題」の話題。
歳だから~という冗談を言っていると、「すぐにやめてしまうのでは?」と懸念されて採用を見送られるかもしれません。
深刻な状態じゃないかぎり、問題はないことを強調しておきましょう。

「両親の介護」というのは、仕事を辞める時の鉄板理由なので、上と同じ理由でできれば口にしない方が得策です。

本当に介護が理由で休んだり遅刻しなければいけない事が多い場合、いっそのこと介護業界にチャレンジしてみるのもいいと思います。

それからもちろん、人柄が重要視されます。
マナーや常識、人当たりの良さ、気配りなど、大人の女性ならではの魅力を発揮してくださいね!
わたしが採用担当者をしていたスーパーでは、従業員の面接をする際、「周りのスタッフとうまくやっていけるかどうか」が大きなポイントでした。

採用後は、同じ職場で働くスタッフにはできるだけ謙虚に、おおらかに接するよう心がけることが大切です。

また、もし不採用となっても、諦めず何度も応募するチャレンジ精神をわすれないでください。

<シフトワークス>中高年歓迎の求人情報はこちら

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